「いい、ここの法人さんは、周回遅れなの、だから、まだ攻めに転じられないからね。」
「管理会計を使って、まずは、赤字を無くす。いい、黒字を大きく出して欲しいとはお願いしていない。やらなければいけないことは赤字のセグメントを出さないことだからね。」
私のお客様にも、以下のようなフェーズに分かれています。
1 十分に黒字を出す力と組織があり、2040年に向けて動きたい。
2 黒字になっているが、お金も、人も、事業もまだまだ。地域でポジションを取りたい。
3 決算が思わしくなく、組織も人も、黒字にする体質がない。
昨日の法人さんは、3のフェーズでしたが、1年で、3から2に向けて動いているところです。
法人幹部の人とこれからの若手は、問題意識もあり、動き出しています。
法人が勝者のメンタリティと黒字体質になるのに2年はかかります。なので、今年は勝負の年です。赤字の風土と文化から黒字の風土と文化に変わるって、並大抵ではないのです。体質として赤字なので。
例えです。肥満の人に「健康のためにやせましょうね。」って言って、すぐ痩せないでしょう。肥満の人が痩せようと思ったら並大抵の努力ではないでしょう? でも、痩せている人からすれば「できるよね?」の一言でしょう。
痩せている人はこう言いますよ「食べなきゃいいでしょうさ。」と。でも肥満の人は「食べてないんだけどね。」と言いながら口さみしくて間食しているでしょう? だから太るので。
「いい、2年が勝負だからね。言っている通り、2年目は痛いよ。頑張って乗り切るんだよ。」
「今年は、赤字を無くすんだからね、何度も言うよ、大きく利益を出して欲しいと言ってないよ。絶対にできるよ。」
利益は我慢です。
間食しない文化。
食べ過ぎない文化。
運動できるようになれば、攻めに転じられる。
頑張っていただきましょう。