参考になれば。
報告から
報告者は、法人に対し、出来るだけ早い「法人経営スタイルの改革」を求めたい。報告者の職業人としての実績と経験から、今の法人の経営スタイルを継続させた場合、2024年前後に大きな壁に当たると予想する。この一文について、法人の経営層は異を唱えると理解している。しかし、財務分析からは明確に読み取れている。
今回、長期事業計画を策定する目的のため、第三者の視点で、マーケット、事業、マネージメント等について評価を依頼された。当然、上述の内容は必要不可欠であるが、その前に、2040年にも法人を残し、県民と会員の期待に応える法人になりたいと考えるのであれば、「法人のあり方」を一から見直す必要があると指摘したい。
一方で、法人の潜在的な成長力を強く支持したい。法人が経営スタイルの改革を間断なく行ってを変えて、新しい価値観で、新・経営スタイルを作りえたならば、2040年までに大きな果実を手に入れ、OO県で有数の社会福祉法人として事業を行っていると考える。
そのためには、法人は、法人経営の新しい価値観(コンセプト)を策定し、職員共有して、協力して進めることで、「強い法人」になることが求められる。
この価値観で事業計画を策定すると「絵に描いた餅」「評論家による理想論」と考えると思われる。しかし、全国の社会福祉法人には、実際に行っている法人が幾つも存在することを知らなければならない。「できない。」と思った瞬間から可能性がなくなることを経営者は理解して「できる。」と考えて事業計画を策定し、実行する必要がある。
高校野球でも、プロ野球でも、いつも強いチームと弱いチーム別れるのはなぜかを理解する必要があります。
「資金力はあるから強い」わけではありません。
「年俸が高いから強い」わけではありませせん。勝つから結果として給与が高くなるだけです。
ソフトバンクというチームをよーく見ると分かります。読売ジャイアンツというチームをよーく見ると分かります。
この2つは、明らかに、コンセプト、戦略、風土(カルチャー)が他と違います。
バイアスを外して、よーーーく、見ると分かります。
バイアス:偏り