そこから、考えを変えていかないといけませんね。全ては、物の見方と考え方の問題です。

貸借対照表から法人の体質、戦略、課題が読み取れるんです。「人件費率が高いよねー」とかじゃないなくて。

 

報告書から

法人は、成長を標榜する攻めの戦略を展開していると同時に、利益が上げ切れない風土(カルチャー)のジレンマを映し出したような貸借対照表に見える。

法人は、業の特性上、事業を行う上での「箱」が必要であるため、成長=インフラ整備を欠かすことが出来ない。この成長戦略について、法人は、その原資を金融機関からの資金調達で賄っている。また、運転資金についても、短期借入金を金融機関から行っている。

しかし、この、「成長戦略の実行=金融機関からの調達すると言う戦略」は、早晩、限界を迎えるものと考える。法人は、この貸借対照表から「成長戦略の実行=利益体質を持った風土への改革」を考えることが必須と考える。

 

「資金が足りないのは、新規出店を繰り返しているため。」とか「利益が少ないのは、新規出店を繰り返しているため。」などと言います。

しかし、新規出店を繰り返しているから資金が足りないのは、利益をあげ切れていないためです。

そこから、考えを変えていかないといけませんね。

全ては、物の見方と考え方の問題です。

 

ちなみに、ここの法人さんは、従前の習慣に囚われない改革が必要ですね。

しっかり、ご理解いただこうと思っています。