8月22日のセミナーでのテーマは「慣れ」です。
食材の仕入先を変えながら、単価を下げて行くのがいいに決まっている。
栄養士さんの言い訳は「安定した仕入れがしたい。」「古い付き合いだから無理が効く。」です。
そこで、いつも聞くのです「安定した仕入れを定義して下さい。」と。
まともな答えは返ってきません。
次に「無理が効く」を定義して下さい。
まともな答えは返ってきません。
怖いのは、「現状を変えたくない。」ではなく、何もしないことに「慣れていく。」ことです。
これ、一番怖い病(やまい)です。
10人でできる仕事を15人でやっている。そして、15人で慣れていく。
2人減ると大騒ぎ。
原因は「慣れ」です。
これ、一番怖い病(やまい)です。
「うちは忙しいよ!」と言って、一生懸命働く。
これも「慣れです。」です。
この「慣れ」を、このブログでは「風土(カルチャー)」とも言います。
慣れには、「良い慣れ」と「悪い慣れ」があります。
コンサルタントは、「良い慣れ」にしていくことです。
特に、閉鎖的な、給食・厨房は、この慣れが、「良い慣れ」なのか「悪い慣れ」なのかが大事です。
例えば、「ねえ、この黒い点々、なんだとおもう?」と写真をみせられたとします。
みなさんは「なんですか?」と言いますね。
その次に「これね、全部、ゴキブリの糞だよ。」って言われたら鳥肌立つでしょう?
でも、その厨房で働いていると「悪い慣れ」で平気になるんです。
勝負は、ここなんです。
給食・厨房に全てについて、「良い慣れ」を作る方法をお伝えします。