じわじわと、コロナによる業績の落ち込みが来ています。
上場企業の3割近くの1066社が下方修正をしています。これが年末になればさらに増えていくと思います。
消えた売り上げは、10兆円に迫っています。
10兆円が、大企業から中小企業や飲食、小売店などに落ちていかないわけだから、不況になりますね。
ニュースで、「7割に回復」とあっても、問題が、損益分岐点なんで、その値に戻ったかです。
損益分岐点より1円でも黒字ならまだしも、少しでも赤字になれると、経営者は大変な苦労が待っているわけですから。
今、多くの経営者は、不確実な未来に、構えています。
簡単にお金が出ていく判断はしません。
景気は「気」です。これから3年は、厳しいでしょうね。
その覚悟で経営をしなければなりません。
医療と福祉は、国の政策が、あの手この手で下げ圧力を強めると思います。
もう、当分、消費税は上げないでしょう。
診療報酬と介護報酬と障がいサービスは、表向きはプラスにし、条件を厳しくし「出来たらプラスね。」の改定で来るでしょう。
法人は「できるわけないでしょう。」と。厚労省は「じゃあ、しょうがないよね。」と。
法人は「実質は大幅なマイナス改定でしょう?と。厚労省は「ちゃんと出来てプラスになっている法人さんはあります。もう少し努力してはいかがですか?」と。
こういう改定は、これから続くでしょうね。
厚労省は、統合・合併に動きますね。
あとは、課税議論ですね。
財務省がどこまで出してくるか。