先日、ソニーの井深大さんのことをテーマにしているテレビをみました。
井深さんをテーマにするのは珍しいですね。井深さん、すごい人なんですけど、なかなか取り上げる人が少なくて。
井深大さんは、本田宗一郎さん、豊田喜一郎さんと変わらない傑物ですが、なぜかな?っていつも思っています。
この人たちがいたから、今の日本があると言える人々のひとりです。
井深さんの話を長々書くことはしませんが、トランジスタラジオとかウォークマンとか綺麗な画像のカラーテレビとかを発明した人です。
今では当たり前のウォークマンは井深さんが考えたんですよ。
長く業界では、ソニーが発明し、パナソニックや東芝が儲けると揶揄されていました。パナソニックは、「まね下電機」って言われていたんです。
新しい技術はソニーからって言うのが、私の若い頃の定番でした。単価は少し高いけど、いいものを買うならソニーで的な。
時代は流れ、今、ソニー、パナ、東芝がどうなっているかは書きません。会社に脈々と流れるDNAは、ソニーを救っているのは事実です。
「人の真似はしない。」は、WJUがスタートしてからの会社の理念です。また、全て、挑戦するのが基本です。
井深大さんは天才です。本田宗一郎さんも天才です。お二人の特徴は、現場の一線で、社員と一緒に考えて苦悩して生み出して来たのです。もちろん豊田喜一郎さんも。
だから、みんな、「責任は自分が取る、思い切ってやろうじゃないか。」と言って仕事に没頭したんです。
かくありたいものです。