3.11が近づいて来て、10年の節目に、いろいろな特集が組まれて放映されています。
正直に言えば、目を逸らしたくなる感情との戦いで見ている感じです。見ている横から涙が出そうです。
当事者の皆さんは、私が持っている、この感情を10年間持ち続けているかと思うと、3.11がどれほどのものであったかが想像できます。
こうやって書いていても、決して「分かる。」とは書けません。書けて「想像できる。」までです。
そして、3.11は、東北だけに起きるのではなく、関東、東南海でも起きることが確実視されているのです。
いつ来るかは別として、必ず来る、と。この先は神様しか知りません。
人間の文明は、災害と災害の間を縫うように造られては壊される。
なんと厳しい宿命の中で暮らしていることか。
特に日本は火山列島である以上は、絶対に避けることができない。
このところの3.11の特集で描かれているのは、人と人の「絆」の大切さです。
人は人に救われ、救った人は自ら救って人に救われる。みんなは一人のために、一人はみんなのために。
これが何重にも重なって大きな力になるのですね。これが、前を向く力を与えていく。
本当に多くのことを教えられますね。
「絆」を大切に生きていきたいですね。
どんなに防災対策があろうとも、BCPがあろうとも、マインド（素）に「絆」をしっかり据えようと思いました。
災害の時だけではなく、仕事でも日々の暮らしの中でも「絆」を大切にしようと。
人生、幾つになっても勉強ですね。
