今日、資金調達が成功した法人の社長といろいろ打ち合わせしました。
「事業再編、事業計画、資金計画」をしっかりやりましょうね。
苦戦の原因はわかっているのです。でも、経営者のこだわりがあって踏み切れないままお金を使い続けていました。
でも、ある意味、冷静さを欠いていること、少し、投げやりになっている(私からみて。相手はいつも真剣と言っている)。
今回、十分なお金を用意して、「神様からいただいたチャンスを無駄にしては、末代までの笑い者ですよ。分かりますよね。」とお話ししました。
「はい、分かっています。」と。気持ち的に楽になり、自分をもう一度見直すことができているようです。
私に電話をかけてきて「融資、決まりました。満額です。」という声が震えていました。
「今日、明日は、よく寝て下さいね。」と。
「携帯の向こうに後光が差して見えます。」と言っていただきました。
「これからがスタートですよ。」と。
経営は、お金なんです。
この苦労をして初めて経営者と言われるくらいなんですよね。
これに耐えられないのであれば、経営者はオススメしません。
それでも、「夢」を追いかける人は経営者の資格があります。
そして、みんなが無理ということを現実にする、力(能力)と気力と体力のある人が経営者になるのです。
だから、夢とお金が常についてまわります。
そういう人が自分の思い入れのある事業や事業所を諦めるのは、腕がちぎれるくらい辛いのです。
でも、諦めていただきます。「今、切り離せば助かる。また、取りに行けばいい。」と。
諦めるのにも気力だけではなく体力がいるのです。
こんな仕事ばかり選んでやっているのではないのです、こんな仕事が集まって来るのです。
その度に、私、経営者に生きる気力が湧いて来るエネルギーを持っていっている感覚なんです。
経営者にエネルギーを注入していると、相手は、気力と体力が蘇って来る感じがします。
昨年から今年、何件かそんな仕事が続き、目処が立っていくと、キツいですね、やっぱ。
かなり疲れるので、、、リカバリーが必要で。
でも、必要としていただいている以上、できるだけのことはしないといけませんね。