昨日から社会保障審議会福祉部会が始まりました。政令・ガイドラインに向けて最後の議論が始まっています。
経営協さんは会計監査人監査の規模を30億円以上にと動かれていると噂をお聞きしています。しかしながら、30億円以上だと約2万ある社会福祉法人の1%を超えない程度の数になり、現実性が薄いですね。駆け引きで間で20億円以上というと2%程度にしかならず、これも実効性という面から疑問符がつくと思います。10億円以上で8%程度であり、やはり、この程度が妥当ではないと考えます。個人的は全体の10%となる9億円以上が妥当ではないかと考えますが、、、あとは、自己資金等の「等」が何%で設定されるのかです。積立勝ちにはさせないと言っているので、建て替え予算の30%程度で、且つ、何年後の「何年」の縛りがつくと思います。
キヤノングローバル戦略研究所の松山さんが社会福祉法人の体質改善のために活発に発言されていることと思います。委員長の田中滋先生も社会福祉法人のあり方については「社会福祉法人も民間事業者もない。地域に貢献してくれる優秀な経営者がひとに法人経営と地域を任せたい。」といろいろな講演の中でお話しされています。
社会福祉法人さんは変わる勇気が必要ですし、そのための戦略と教育訓練が大事です。