多くの専門家の中から私を選んでいただいた故人に恥ずかしくない仕事をするだけです。

今日の相続の仕事で、前回は、故人のご希望に沿った内容で話が決まりました。しかし、私、前回、別に提案を2つさせていただいていたんです。でも、その時は、「故人の希望通りで。」と。

いろいろと考えたら、私の提案は悪くないんです。でも、無理強いはしませんでした。ご家族の意向を何よりも大事にしたので。

 

今回、「前回、ご提案いただいた内容で出来るんですか?」と言われました。

「もちろんです。」と。コンサルタントなので、さまざまなことを勘案して、ご家族のためにとご提案していました。

悲しみから立ち直って来て、将来を考えることが出来るようになって来たんです。

 

良かったなと思いました。コンサルタントは、いろいろなことを考えて提案する仕事なんです。耳障りのいい話をして、なんとなく仕事した風でもできてしまう仕事です。

私は、それを好みません。それは、クライアントにとって、何が最適か?を常に考えることを何よりも最優先するからです。たとえ、それが、ご本人さんたちの意に沿わなくても。まあ、最後は、クライアントさんが選択するのですが。

今回は、前回の提案を覚えていていただいて「あのご提案なんですが、、なんか、それの方がいいと、」と。そうです、それの方がいいに決まっているので。

分かっていただけて良かったです。多くの専門家の中から私を選んでいただいた故人に恥ずかしくない仕事をするだけです。