HMSエリートマスターコースは、財務をやります。

HMSエリートマスターコースは、財務をやります。

HMSエリートスタンダードコース:財務諸表を読む

HMSエリートマスターコースコース:財務をどう作るかです。会計士、税理士さんとは、視点も戦略も違います。

ちなみに、HMSエリート初級コースは、用語の整理と三表の目的です。

 

 

 

財務の本質

結論:これからの経営は、財務、事業計画、償却、管理会計、マーケティングは一体管理する。

財務、事業計画、償却、管理会計は一体管理を考える前提。

「病院は、ホテルと同じですよね?」

「今では、ホテルのようなエントランス、コンビニ、カフェが入っているのが当たり前」

「古い、臭い、汚いでは、患者さん・利用者さんは来てくれない。」

 

階層別の経営を考える視点

• 経営者は、償却と将来で経営を考える。

• 管理職は、損益と競争力で経営を考える。

• 一般職は、収支と顧客満足で経営を考える。

1. 勝負の20年をどのように戦うのか。

2. 新しくファッショナブルで綺麗な建物、最新の設備、多機能な用途で利用者を確保する。

3. どのような建物をいくらで建て、何年で償却するのか緻密に計画する。

4. いつ建て替えるのか、確実な資産積立をする。

5. 建て替えの原資を確保する方策を立てる。

6. 今どき、病院だけで医療法人が経営できるほど甘くないことを理解する。

7. 多事業、多事業所、多地区で、多くの償却資産を形成し、しっかりとした事業計画を策定する。

 

経営者が間違え易いこと

「うちは、財務の専門家がいる。」???

• 銀行出身者が本当に適任か?

• 貸借対照表は、ある時点の財産の状況を評価したもので、10年後や30年後を評価したものではない。

• 事業構成、マーケットの推移、個々の事業の収支、建設コストなどが理解できないと、、、。

 

WJUのブログより(2019年5月20日)

午前中、医療法人さんにご提案書をお持ちしました。財務会計分析、事務部門の機能評価、部門別原価管理、地域

連携室などの10項目で評価します。よく言われるのは、「財務は専門家がいる。」「会計事務所が入っている。」

です。

私から、「それは、医療経営やこちらの法人経営に資する財務分析の評価ですよね?」、「理事長、決算書は、機

械(システム)が作っているって知っていらっしゃいますよね?」と言って、相手の顔を覗き込んでいます。

「だって、財務分析は昨年の法人の財産目録を作っているだけですよね?しかも、一般的な医療法人の指標を使っ

て。財務分析は、この法人の経営に資するものでなければいけませんでしょう? 皆さんの事業とか病棟の償却とか

地域の医療需要とか、管理会計上の営業利益率が入った財務分析ではないですよね? だから、理事長、その人、本

当に専門家なんですよね?」と確認します。