今日、こんなことがありました。本間から「ここの法人さんでは、多分、真水で1億円くらいの収益改善ができるのではないかと考えます。」「これが、各部門が出してきたアクションプランです。」
「で、このアクションプランのここをみてください。この人件費のところ。72%になってますね。これ62%が普通なんです。この表は現場から上がってきたものを積み上げたもので作られていますね?」法人さん「そうです。」「ですよね、なので現場には「ここの人件費、定員の弾力化から考えて10%の1200万円分の人が多いと思うよ」と言いました。そうしたら、現場から「保育の質が下がる」と言われましたので、「ごめんね、私に言ってるの?」というと「すみません。」と言われました。なので、おっかけて、「ここは務めやすいよね?現場で人が足らないとだけ言ってれば、みんな信じるものね。」というと「はい、その通りです。」と言ってました。そして、このメールが来ました。見ていただいて分かるように、人を減らしてもまわる配置です。お分かりだと思いますが、4人、金額でいえば、1200万円〜1300万円の収支改善ができ、安全性も保育の質も落ちません。」このあと、居宅、病院、クリニック、小規模多機能、在宅という順番にアクションプランのご説明をしてゆきました。
説明が終わると、法人の責任者の方が、「コンサルタントが信頼させるとこういうことになるのか、、、同じようなことは何回も何回も言っているが、このように具体的でかつ数字で出てくることはなかった、、、」と、嬉しさ半分、悔しさ半分の表情でした。本間からは、「現場は意欲あったのです。どうしていいか分からなかったのです。そして、今回の取り組みという新しい「風」がそうさせているんです。頑張って続けながら風土(カルチャー)に変えて行きましょう。」
コンサルタントは経営者だけではなく、現場にも信頼されないと務まりません。赤字が黒字になることなどないし、年に1億円も収支が変わるなんてありえません。現場に信頼されるコンサルタントであり続けたいものです。