いつ、この反動が来るかです。

大手5大金融機関は歴史的な好決算です。コロナ対策で、政策としてゼロゼロ融資を実施して、多くのゾンビ企業を生んだのだと理解しなければなりません。

いつ、この反動が来るかです。

 

「最大の増益要因は与信費用の少なさだ。融資が焦げ付く危険性があると見て、あらかじめ費用として積み増していた貸倒引当金を使わずに済んだ。」

「三井住友と三井住友トラストは引当金を取り崩し、傘下銀行が『戻り益』を計上した。」

「4グループ合計の与信費用(傘下銀行合算)は8割強減少の332億円で、前年同期と比べ2000億円近く利益を押し上げた。」

「4~9月の倒産件数は57年ぶりの少なさ。歴史的な低水準が銀行業績を押し上げる構図だ。」

「一方、成長を見込める分野で事業が回復し始めていることも大きい。その象徴が海外の投資銀行部門だ。」