そのためには、一喜一憂せず、泰然自若と受け止める性根を作ってゆきたいものです。

もう、12月末までの予定がほぼ埋まって、気持ちは、2022年です。

2020年、2021年の2年間は、まさかの2年間だった感じでしょうか。

しかし、東北の人たちには、2011年があり、10年目にコロナがあり。その前の2008年には、リーマンがあり。

これからも、大きな出来事が、次々と起こることでしょうね。

だから、「予想もしない出来事が起こることが当たり前」と考えて2022年を考えたいですね。

逆に言えば、ある状態がずっと続くなんてことはない。

「変化は常」と、いつも考えていなければなりません。

そのためには、一喜一憂せず、泰然自若と受け止める性根を作ってゆきたいものです。

 

私が大好きな「坂の上の雲」の秋山真之の言葉です。(日露戦争で日本海海戦で活躍された海軍参謀です。日本の恩人の一人だと私は思います。)

「明晰な目的樹立、狂いのない実施方法、そこまでは頭脳が考える。しかし、それを水火の中で実施するのは、頭脳ではない。性格である。平素、そういう性格をつくらねばならない。」

「人間の頭に上下などない。要点をつかむという能力と、不要不急のものは切り捨てるという大胆さだけが問題だ。」

「海軍とはこう、艦隊とはこう、作戦とはこう、という固定概念がついている。恐ろしいのは固定概念そのものではなく、固定概念がついていることも知らず平気で司令室や艦長室のやわらかいイスに座り込んでいることだ。」

「あらゆる戦術書を読み、万巻の戦史を読めば、諸原理、諸原則はおのずから引き出されてくる。みなが個々に自分の戦術をうちたてよ。戦術は借りものではいざという時に応用がきかない。」

「流血のもっとも少ない作戦こそ、最良の作戦である。」