赤字法人の割合が減った一番の要因は、人手不足だと理解しています。

「2020 年度の経営状況は、サービス活動収益対 サービス活動増減差額比率(以下「サービス活 動増減差額比率」という。)が 3.1%となり、前 年度から 0.2 ポイント改善した。その 要因としては、新型コロナウイルス感染症(以 下「コロナ」という。)に対応するため 2020 年6 月に導入された通所介護等の報酬上の特例と いった財政的支援の影響や、介護職員処遇改善 加算をはじめとした加算の算定率上昇により従 事者 1 人当たりサービス活動収益が増加したこ となどが考えられる。赤字法人割合も前年度か ら 2.6 ポイント低下して 25.9%となり、近年上 昇基調にあった赤字法人割合は一時的に歯止め がかかったといえる。」

以上がワムネットの「社会福祉法人経営動向調査」です。

私は、現場にいるので違った見解です。

赤字法人の割合が減った一番の要因は、人手不足だと理解しています。

人手不足のため、結果として、人件費が下がって黒字になった。もちろん、これに、介護職の処遇改善加算などが加わったからだと。