石油価格が上がれば、あらゆるものが上がります。通常時の2倍〜2.5倍に。+ 株価も反応しています。

「日本時間3月7日のロンドン市場で、北海ブレント原油先物の期近物が前週末比18%高の1バレル139.13ドルまで上昇する場面があり、2008年7月以来の高値を付けた。ウクライナ情勢が日増しに悪化しており、世界生産の1割を占めるロシア産原油の供給が米欧の制裁強化で大幅に減るとの懸念が台頭している。」

「米国務長官がインタビューで『欧州の同盟国・有志国とロシアから原油輸入を禁止する可能性について協調して検討するよう協議している』と表明した。米欧はこれまで価格高騰につながりかねないとの懸念を背景に、エネルギー産業を制裁対象から外してきた。」

株価も反応しています。景気を、ますます、引っ張ることになっています。

「3月7日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落し、一時前週末比800円超安の2万5100円台まで下落した。2月24日に付けた終値ベースの昨年来安値(2万5970円82銭)を大きく下回る。ウクライナ情勢を巡り欧米諸国がロシアからの原油輸入の禁止を検討中と伝わり、原油先物価格が急上昇している。エネルギーを輸入に依存する日本経済にマイナスとの見方から日経平均は急落した。」