今日の2法人目は、山の上に障がい者施設があり法人本部があるところでした。駅からタクシーで4000円。(次回行くときはレンタカーにします。)タクシーの運転手さんもよくわからず降りたところは山の麓の特養でした。本部の所在地をお聞きしたところ「山の上です。」って指をさされた先は全く見えず、登山開始です。途中で山の手入れをしている一団に遭遇、「本部はこの上ですよね?」に、「はい、、、ところで歩いてきたの?車じゃないの?」に「下で降ろされてしまって、、」に、満面の笑みで「ご苦労さまです!」と。実際は12〜13分の登山??でした。(まあ、登山と呼びませんかね。)法人に方からは、「まさか、歩いてきましたか?」とは言われましたが。
ここからです。
ご担当者に、「監査法人と監査事務所の値段があまりに違うので、何が正解か分からない。悩んでしまうのです。どういうことでしょうか?」に、「監査に差がないのであれば、みんなが安い値段で一律に出てくるでしょう。そうではないということは、監査法人ごとで視点は違うんです。どこが違うのか、それは、ガバナンス、全社統制、財務諸表作成の内部統制、重要な業務プロセスの内部統制、監事機能、内部監査機能、に対する、マネジメントシステムとしてのPDCAをまわしながら経営力向上の資する指導的機能が監査でできるかだと思います。」。これにはさすがに「、、、、、、????」です。
本間からは、「こう考えてはどうですか?監査をコストと考えてできるだけ安くあげると考えるのか、どうせ法律で義務付けられたわけだから、お金がないわけではないし、このまま10年20年いられるわけではないし、この際、これを契機に法人のあり方を変えて行こう、と考えられるかが第一歩です。そのときに、医療、老人介護、障がい者福祉、就学前の事業が分かっている監査法人の方がいいでしょう?いろいろ聞けるわけだから。そして、もし、監査を通して人材育成が必要だ、収支改善が必要が、新規事業の計画が必要だとなったときにアドバイスがもらえたり、別に金を払ってコンサルを受けたいときにいろいろ相談できる監査法人の方がいいでしょう?」「安いお金で任務懈怠責任が放置されたまま、「問題ありません。」終了って監査に少額とはいえお金が出て行く、そんな監査に「なんにも身に付かない、なんの意味があるんだろうか?」って考えるのには耐えられますか?」
安い金額での監査ってどんなものか見て見たいものです、日本公認会計士協会の役員の人と一緒に。