それは、経営者が考えている「法人と職員の信頼関係の定義」と職員が考えている「職員と法人の信頼関係の定義」が違うということです。

今日は、職員 350人の社会福祉法人さんで、次世代研修です。長く、こちらには通っています。

長く通ってはいるのですが、こちらの法人さんの収支の改善には、WJUがコンサルティングを始めて、通常は2年平均で改善できるのですが、こちらの法人は倍の時間がかかりました。今では、お陰で、業績手当が出せるまでに改善しています。

そして、WJUは、こちらで、ROAD TO 2040のコンサルティングを開始しているのですが、その達成のために、やっておかなければならない大事なことがあると考えています。

それは、経営者が考えている「法人と職員の信頼関係の定義」と職員が考えている「職員と法人の信頼関係の定義」が違うと言うことです。

ROAD TO 2040 を行うにあたり、この擦り合わせが、絶対に必要で、事業とか組織とかの前に、やっておかなければならないことがあると考えているのです。

なので、通常の若手職員研修のレジメを使わずに、「エンゲージメント経営」の話を2回しています。

「ここと向き合わないから、離職が多いし、利益が取りきれない。」

もちろん、新しいことに挑戦してくれる職員さんが現れない。

「ここは、今のまま、事業を拡大し、職員が増えていくことは危ないと考えているのです。その前に、信頼関係の構築が必要だと。そうなると、お互いの定義を合わせておかなないとね。その理解と努力だよね。」と。

こちらの法人さんは、時間をかけて熟成しないといけません。