管理会計 → H29年度事業計画へ

今日は、中核職員研修2年目の法人さんです。1年間じっくり学習し、2年目に事業計画策定の研修に入っています。ですので、4ー7月の4か月で管理会計を行っています。8月は台風で1回お休み。9月から、管理会計の絶対収支、絶対要員、絶対力量の設定とアクションプラン作りに移っています。これを3か月行って、12月と1月で管理会計を含んだ事業計画になります。

 

ここの法人さん、はじめは、収入ー人件費ー事業費ー事務費ーその他負担費(本部費・居宅・地域包括)=営業利益 営業利益ー減価償却=経常利益 となるわけですが、こんな質問をいただきました。「あの・・経常利益の計算の仕方を教えてください・・」「えっ? だって、営業利益は出たんでしょう?」「はい・・」「あの〜、営業利益から減価償却費を引いてら、残るお金があるでしょう?、それが経常利益となるわけだよね〜。」「そういうものなんですね・・・」→ なんども何度も説明してきたのに、いよいよ自分で作ることになって初めて頭にいれるのですね〜。本当に教えるって難しいです。

コンサルタントをしていて良かったと心の中でガッツポーズをする瞬間にも出くわします。「本間さん、あと一人職員を少なくしてGHをまわせばいいわけですね。初めて分かりました(理解しました)。」「そう、分かった。もし、あなたが社長でGHを経営していたらするでしょう?」「はい、無理してでも必ずします。たとえ、自分が無理しても人を使わず自分でやります。」「そうだね。だからそうしなくてもいいように、みんなであと一人少なくても、今までと同じサービスが提供できるか考えるのが、アクションプランでしょう。」「はい、やっと分かりました。」

この話しのどこがイケているかというと、支出を「一人」として認識したことです。%や金額ではなく。

 

ここの法人さんは順調に学習が進み、いよいよ、H29年度予算+H29年度事業計画というところまで来ました。みんな、頑張ったね。

 

 

今日、午前中、おいしい庄内空港に来て驚きました。酒田市や鶴岡市のお母さんたちが全部、庄内空港に集まったのではないかと思えるほどの黒山の人だかりでした。理由は、この3日間、平成天皇が行事で山形県においでになられ、本日お帰りになるとのことでした。ご苦労様でございました。