大きい組織というのは、経営に内部統制の仕組みが欠かせないのです。

今日は、1日、ドクターの皆さんとのインタビューです。インタビューといっても、半分は、現状の経営状況と出口戦略のご説明です。大事なことは、丁寧にご説明して、皆さんに協力いただくことです。なので「私がここに、なぜいるかというと、、」と説明から始めています。

真面目で素直なドクター方が多い感じです。病院の方が読んでいただいていますが、お叱りを覚悟を書くと、話をしていて、ドクターの方たちにいい印象を持たないことも多いのですが、こちらの法人さんは違います。

なので、変われるかもしれないという期待感を持つことができます。こちらは大きな組織ですが、みんなで共通の目標を持っていただいて、力を合わせて経営されることだと思います。

今は、あまりに、バラバラに動きすぎです。その理由も分かるのです。例えば、権力が集中することの弊害もあり、心配あって、独自性を持って各病院が動いているのです。でも、これからは、それでは経営できないくらいに医療法人の経営は難しくなっています。なので、こちら様は、ある意味で権限を集中させなければなりませんが、偏って経営しない仕組みを同時に作る必要があります。大きな法人は、プラスに転じると金額が大きいので、大きく浮上することができますので。

偏って経営しない仕組みを同時に作るというのは、我々の言い方をすると、「内部統治、内部統制」の仕組みです。それを作って、統治の仕組みと監督・監査の仕組みのバランスです。

大きい組織というのは、経営に内部統制の仕組みが欠かせないのです。