これ、舞台稽古ではありません。管理会計と生涯収支の目標値を事業拠点ごとに算出しているのです。彼らは、「なぜ、利益が必要か?」を何回かに分けて理解しました。今度は、自分達のより良い未来のために、「適正利益」をどうやって各事業で稼ぐかを考え、動き始めているのです。
はじめはちんぷんかんぷんだったことでしょう。それがことの重大さに気づき始め、「頑張るべきこと」と理解しました。私は最後に「もう、あまり心配していないの、必ず、大きく改善できることは、経験上、分かっているから。」と。
「私がみんなに分かって欲しいのは、病院は、メジャーの診療科が時代とともに変わり始めている。病院は、もう、切った張ったではなくなってきているでしょう?同じように、介護も介護を必要としている人たちが変わり始めている。時代とともに介護技術も変わらなければ利益を上げ切ることができなくなっていく。それに対応して欲しいの、分かるよね?」と。
簡単に説明するのであれば、精神を病む人たちが多くなっているでしょう?言い方を変えれば、今までは在宅にいた、精神に少し疾患を抱えた人が、そのサービスが増えたことで、逆に、家から出てきてサービスを受けることが増えてきているでしょう?
これ、対応するのは病院だけではないですよね、介護や在宅で行うことが求められていることが分かりますか?だから、「預かり介護」で「私たち福祉しています!」という時代ではなくなっているんですよね。
私たち、コンサルティング会社も、本当に難しい時代に入ったのです。コンサルティング会社、コンサルタントも淘汰の時代の始まりですかね。
私も頑張らないといけませんね。まあ、頑張っているつもりですが、全然、足らないですね。もっと勉強しないといけません。試合で笑うために練習で泣かなければなりません。コンサルティング業は、本当に甘くないので。