参考になれば、、、
報告書から
事務部門は、業務分掌・業務権限表、業務マニュアルがなく、職員各個人が勝手に働ける環境となっている。また、この状態が異常であるという認識が組織全体にできていない。このため、各事務部門における職員の配置人数も適正かどうかが分からなくなっており、各部署が業務量、業務内容、医業利益に関係なく職員の配置を本部に望めば本部も容易にそれを受け入れる状態となっている。そのため、法人本部・各院所において適正人員・配置を決める必要性がある。
(中略)
「真摯に受け止めて、明日から改善を強く望む」
事務管理部門の現場は、基本的なマネジメント規定、教育訓練、マニュアル化、書式の統一、システム化、ICT化、がないまま、「先輩からの伝承」に沿って、人海戦術で業務処理を行っている。
現状調査を行う過程で、教育されないまま放置されている職員に対して気の毒な感情を持つ。経営層、事務管理部門の管理者は、このような状況と職場環境を作ってしまったことに対し、深く反省し、自ら学び、部下に教え、褒め、寄り添い、他部門とチームとなって法人の経営をサポートする部門としての誇りを取り戻す業務を行う。