法人さんの経営層のドクターが10人と事務方の役員10人くらいが集まって、今まで経験がない、大きなお金を払ってWJUを入れるか入れないかを話し合ってました、今から半年くらい前です。その時に一番反対していたドクターがいらっしゃいました。大変優秀な方で法人の役員でもある方が「コンサルなんか入れても大した報告書は出ないから反対。」と言われていました。
あれから、半年経ちました。
先日の報告会に40人くらいの法人の経営層が集まっていました。事務方のトップの方は、「うちの法人も、変われるかどうかの最後のチャンスだと思っています。もう時間がない、今、変われなければ法人の存続でないと私は思っているんです。今日、みんなが何を感じて動けるかです。宜しくお願いします。」と言っていただきました。
2時間ご説明しました。2時間の間中、何度も何度も多くの皆さん驚かれたり、うなずいていただきました。終わってから、ほとんど質問もなく、ご理解いただけようで、そのような感想をいただきました。
最後に役員の方にご挨拶にまわった時、「コンサルなんか入れても大した報告書は出ないから反対。」と言われた役員のドクターに「今度、時間をとって、いろいろ話が聞きたい。今日はご苦労様でした。」と言っていただいたんですよ。
WJUは、経営課題を表層的に撫でるような報告書は書かないんです。法人の経営上の課題の「コア」を鷲掴みすることを目的として報告書を作るのです。だから、経営が直るのだと理解しています。
表層的に報告書を書くのであれば、もっと簡単に時間もかけずに作れるのです。しかし、それは絶対にしないのです。私が書こうとしているのは「人間」です。そして、その人間が集まった「組織」です。そして、その人間と組織を変える方法を書くのです。
人って、面と向かって「ダメですよね?」って言われて、すんなり体に入っていかないでしょう? それを、「そうですね。」と言っていただくように作るんです。しかもその相手が、小さい時から神童と言われて育ったドクターの方々に。
この難しさが伝わっていますか? だから、命を削るようにして作るんです。そこまでしないと、長年の文化と習慣を変えて、業績を変えることなんてできないんですよ。だから、コロナで調子がおかしかったり、集中力がもたなかった1ヶ月は苦しかったです。でも、間に合ってよかったです。
ボールは投げたので、これから、どうされるかですね。「サポートしてほしい。」と言われれば、「及ばすながら、お力になります。」と言って、イバラの道を行き法人さんをサポートして行きます。
本当は、もっと楽でお金になる案件あるんですけどね、、、ここまでくると性格ですかね。