「千葉県八千代市にある、八千代病院（医療法人社団心和会）が、４月４日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約132億円で、同県内で100億円以上の大型倒産が確認されたのは2010年以来約13年ぶり。」
「新型コロナのクラスター（感染者集団）が発生し設備負担が膨らんだほか、前理事長の不動産トラブルで多額の資金が流出した。」
「診療体制を維持しながら、今後決定するスポンサーに事業を譲渡する。」
「2022年3月には売上高が直近で最高の97億5900万円。」
「一方、17年ごろから確認された前理事長の不動産を巡るトラブルで、取引先への支払い遅延が発生するなど資金繰りが悪化。この間に主要病院で新型コロナのクラスターが発生するなど厳しい経営状況が続き、21年から赤字となっていた。」
