昨日の午後は、「本部・経営企画機能強化」です。ほんと、長いんです、この企画。多分6年やっています。いまだに、多くの皆さんにご参加いただいてます。今回も、会場、リモート、DVDで20名はご参加いただいていると思います。
でも、やっぱいいですね、会場に多くの方がいらっしゃって会話しながら進めることができるのは。今日、「これはさ、近藤さんがやることだよ。」とか「佐久間さん10月のエリートお申し込みでいいですよね?」とか、「もう、やるしかないよね?分かるよね?」と言いながら。
コロナの頃は、小さな窓に向かって話すもんで、相手が聴いているのか分かんないし、どこがウケてどこが滑るのかもわからない。私は、会場のお客様に合わせて、毎回、話す内容を変えているので、相手がいないのはダメです。
だから、野球で言うと試合に強いタイプでブルペンだと棒球投げているタイプなんです。
どんな感じかというと、例えば、経営者が座っていて経営の話をし、首を傾げたら「いやいや、だから、これはこんな感じで理解しないと経営間違えちゃうでしょう?そう思いません。じゃあね、、」と話していく話です。
例えば、会場の人がみんな頷いたら「ああ、ここは関心がありますね。じゃあ、もう少し、掘り下げていくと、、」と、レジメに書いていない話をするわけです。
実は、昨日の午前中も、佐久間親子さんと近藤さん小川さんが来てくれたのと、いつもおいでいただける十和田市の理事長さんが揃っていたので、どんどん違う方向に話が行きまして、結局、レジメ2枚しか使わなくて、最後に慌てて小池さんが「レジメを読んでて下さいね。」と言う感じで。
私が行うセミナーが、みんなロングセラーだとHMSさんからご評価いただける秘訣は、「クラシックじゃなくてジャズだよね音楽は」的な考えでやっているからです。
入っているお客様のご様子で、「今日はこんな組み立てで、これを伝えよう。音楽の楽しさを堪能して帰っていただこう。」です。
もちろん、コンサルは違いますよ、法人の生き死になんで。「音楽楽しんでる場合か!」です。
まあ、この使い分けがこの仕事を生業(なりわい)にしていられる秘訣ですかね。
ご同業方は皆さん驚く話ですよ、お金をいただいているセミナーで、レジメを2枚しか使わずに、長いセミナーでお客様が喜んでくれるなんてことは。
秘訣は簡単です。お客様と会話しながらセミナーが成立してしまうことです。だから、レジメに書いてある10倍とは言わないけど5倍以上の知識があって、会話しながら引き出しから「こんなんでどうですか?これはね。」と言って、経営者が納得しないといけないわけです。で、聴いた相手が「勉強になった。」と言わないとね。
今日は、最後、HMSさんとお客様が話をしてて、佐久間さんのお母上は「今日は来て良かった。勉強になった、早速やる。」と言われていました。そう、2枚しかレジメ使っていない午前中と午後のセミナーを聞いてです。
私のセミナーのテーマは、「より良い経営」「2040年に勝ち残っているためにどうするか?」なんで。