8月24日は、愛媛県経営協さんで研修講師です。

研修の趣旨

防災対策・BCPの重要性は理解している。

しかし、どこか本気になれない。

皆さんが、災害対策・BCPに積極的ではない理由。

  • 災害は、いつ来るか分からない。
  • 忙しく、時間が割けない。
  • 無駄な支出としか思えない。
  • 結局、防災マニュアル等の活動はしていても、本当に使えるかどうか分からない。
  • 職員の離職が多く、いつも、一からやり直さなければならない。
  • そもそも、赤字経営で、それどころではない。

しかし、災害対策・BCPは、大事だとも思っている。

  • 南海地震が20年以内に60%の確率で発生することは知っている。
  • このごろ100年に1回の自然災害が毎年のように起こっていることを知っている。
  • 2024年から、介護報酬算定の条件に、BCPが必須になることを知っている。
  • 災害対策が「継続法人の前提」であることを知っている。

法人の本音

  • これ以上、現場に負荷をかけたくない。
  • 離職が多く、災害対策・BCPマニュアルを作っても維持できない。
  • できれば、手をかけず、「形」だけ行う方法はないかと考えている。

本日の内容

  1. 災害対策・BCPは、「職員採用」の重要なツールの一つ。
  2. 災害(感染症・南海地震・豪雨・原子力)を理解する。
  3. 災害対策を立てる。
  4. BCP(事業継続計画)を正しく理解する。
  5. 役員賠償保険等を確認する。
  6. 防災・BCP 計画策定する。
  7. 各事業所のマニュアル化・教育訓練を計画・実施。
  8. PDCAサイクルで「継続的改善」を行う。