研修の趣旨
防災対策・BCPの重要性は理解している。
しかし、どこか本気になれない。
皆さんが、災害対策・BCPに積極的ではない理由。
- 災害は、いつ来るか分からない。
- 忙しく、時間が割けない。
- 無駄な支出としか思えない。
- 結局、防災マニュアル等の活動はしていても、本当に使えるかどうか分からない。
- 職員の離職が多く、いつも、一からやり直さなければならない。
- そもそも、赤字経営で、それどころではない。
しかし、災害対策・BCPは、大事だとも思っている。
- 南海地震が20年以内に60%の確率で発生することは知っている。
- このごろ100年に1回の自然災害が毎年のように起こっていることを知っている。
- 2024年から、介護報酬算定の条件に、BCPが必須になることを知っている。
- 災害対策が「継続法人の前提」であることを知っている。
法人の本音
- これ以上、現場に負荷をかけたくない。
- 離職が多く、災害対策・BCPマニュアルを作っても維持できない。
- できれば、手をかけず、「形」だけ行う方法はないかと考えている。
本日の内容
- 災害対策・BCPは、「職員採用」の重要なツールの一つ。
- 災害(感染症・南海地震・豪雨・原子力)を理解する。
- 災害対策を立てる。
- BCP(事業継続計画)を正しく理解する。
- 役員賠償保険等を確認する。
- 防災・BCP 計画策定する。
- 各事業所のマニュアル化・教育訓練を計画・実施。
- PDCAサイクルで「継続的改善」を行う。