朝は首都圏、昼に地方都市へ、夜は中部国際空港へ。

朝イチで病院さんで営業。病院さんから「実は、来ていただいてなんなんですが、もう監査法人は決めているんです。ただ、来ていただけるというので、いろんな話しが聞けると思って。」と。本間からは、「コンペですなんて言われて、そのまま信じるわけありません。コンぺは本命があって、あとは適当なところも2社揃えてアリバイ作りだけなんで。私が来たのは、みなさんの財務三表を見たからです。みなさんに必要なのは、法人に都合のいい監査をする監査法人ではなく、赤字を黒字にするコンサルティング会社のはずですよ。」

お相手していただいた役員から「どう見えましたか?」と言われたので、「失礼ですが、船が上下反対になって進んでいるように見えます。すぐにでも、根本的な改革が必要です。」に、役員は「そうですよね。上下反対じゃ沈没しているので、泥船でどんどん崩れている感じでしょうね。」そういうことじゃないですよね。問題なのは、この当事者意識の低さですね。だから結局、そんな状態なのに、話は「こうした法人の評議員の責任はどうなるのか?誰から訴えられるのか?損害賠償はどうなるのか?」というような質問に終始していました。

どうして、こんなに困っているのに自分たちに都合のいい監査法人を選ぶのか、全く理解できません。頑張っている職員が可哀想です。物事の本質を見ようとしない経営者って、本当に罪ですよね。

 

車飛ばして羽田へ。そして、地方都市へ。

集まっていただいたのは、ドクター、ナース、セラピスト、事務職など総勢30人。時間は1時間。

「今、手を打てば生き残れる。何もしなければ生き残れない。どうしようと言っている場合じゃない。残された時間は5ヶ月。それまでに、ドクターも含めた働き方を変えていただくこと、管理会計で係数管理すること、地域医療構想の中でポジション取ること。2019年の医療計画に入るためには、2018年の策定時には実績が必要なので、2017年には新しい形で動かなければならない。そのためには、今年中に病院の立ち位置を決める。今は10月の終わりなんで、11月〜3月までの5か月間で全部決める。いいですか、もう時間がないんです。しのもの言っている場合じゃないです。やるかやらないかだけです。」とお話ししました。ご質問が出たので、「ここはドクターが多い。」ともお話ししましたし、「在宅にも仕事に行っていただかなければならない。」とお話ししました。本間からは、「ここは大丈夫。必ず生き残れる。今、動けば明日はある。しかし、動かなければそれまで。みなさん、頑張りましょう!職員一丸となって生き残りましょう!協力してください!」「人によっては痛みを伴うかもしれないが、なくなっちゃうよりいいでしょう。大丈夫。絶対残れるから。」とお話ししました。

院長は、「今までも、どうしょうかといつも考えていたし、みんなには言ってきた。しかし、どうしていいかわからなかった。今回、はっきりと分かりやすくご説明いただいたので、みんなで力を合わせて頑張りましょう。」

終わったあと、何人かに個別にご質問を受けました。経営者が最後の戦いに挑むと決めたのです。頑張るしかありません。ひとはだ脱ぐ覚悟です。県との交渉も大変そうですが、、、

 

青森の社会福祉法人さんの現状調査報告の時間をこちらに移してしまったので、青森の法人さんには悪いことをしてしまいました。すみません。みなさんの法人の前方連携と後方連携もしっかかり把握してグリップできるようにしますので、少々、お待ちください。急病患者が持ち込まれると、どうしても優先順位が変わってしまうので。でも、お陰様で、スタートは無事に切れました。ありがとうございます。

 

夜は、飛行機に乗って中部国際空港に向かいます。今の楽しみは温泉に浸かって落ち着くことです。飛行機の中では、ウォークマンです。今は。コブクロ、玉置浩二、MISIA、絢香をローテーションで聴いてます。これも落ち着きます。今、一押しはコブクロの42.195キロです。聴いていると元気になります。