現状調査の場合、まず、私が職員さんへのインタビューから始めます。インタビューすると、いろんなことが分かるんですよね。法人の「問題の本質」も。
昨日の法人さんは、事業高が20億円をうかがう法人さんです。時代にキャッチアップして行かなければ、現実は厳しい。だから、障がい事業を行う法人さんは、本当に恵まれた時期がありました。みんな、同じように利益を出していった。しかし、ある時期から、国が、障がい事業対し、政策を変え始める。「あっ!? 風向きが変わったな。」と気づいた人たちは変わり始める。しかし、変わらずに、そのまま来た人たちがいた。
そのままの人たちは、国の政策の変化とともに、年々、収益が落ちていく。かつ、そういう法人さんは時代の変化にもついていけない。だから、若い人が辞めてしまい、残っているのが、一昔前の政策しか興味がない人たちが残っているので、変わらない。さらに、残っている人は年齢が高い。だから、給与もいい。「今を変えたくない。」となる。さらに時代から取り残される闇が拡がり、もはや、出口が見つからない、、、。
以上のことが、職員さんへのインタビューで分かるんです。法人さんは、相当、頑張らなければなりません。相当な覚悟で、「事業設計図」「マネジメント設計図」「フェーズの設定・スケジュール」を作る必要があります。思考、マインド、働き方を変えるというのは、かなりの痛みを伴いますが、やるしかないですね。
これから、管理職の作業の洗い出し、給食、人事考課、エンゲージエメント、介護力、管理会計の担当者が入ることになります。
全ては、次の世代が地域で勝ち残るためです。まともに、コンサルティングを行うと3年くらい、腰を据えて行うことになります。