今日は、急患案件の会社さんに行って、決算書、仕分け表、元帳を見ながら、経営者の方、関係者の方と話をしていました。途中、「社長、家族で身を粉にして働いて、赤字出して、将来に希望が無くて、、、、こんなのダメでしょう?」と。
売上は年間で 1.3億円(月 1000万円)と、小さな額なので、ちょっと頑張れば利益は出ると理解していますが、小さな会社なのでマネジメントは無い状態で。言うなれば家族でやって家内工業なので、今日も「社長、ほら、仕分けが間違っているでしょう、ここ。」と。だから、水漏れしっぱなし的な、、、。
経営者の方が不安そうに「ウチは大丈夫でしょうか?」と言われるので、「大丈夫ですよ、もちろん。それも(再建)大事だけど、このまま、苦しいだけで、耐えて耐えて、なんとなく毎日暮らしたってつまらないでしょう? 将来に希望が持てる会社にならないと。お子さんに継がせたいと思えるくらいになりたいでしょ?」と。社長さんは明るい顔になって「はい、そうですね。」と。「だから、そうしましょうよ。」と。
今日、いろいろ支出は理解できました。「社長、ここの社労士事務所に年間65万円払っているんですけど、何をしているの?」と。「給与計算です。」と言われたので「ああ、じゃあ、自分で計算して下さい。何人の会社なんですか?こちら。」「ねえ、新聞、なんで2部とってんの? 新聞販売店はご親戚?違うんですね。じゃあ、やめましょうね。」これで、年間70万円削減できました。「コピー機1台いらないでしょう?」「このリース料金は何?」「ああ、これ、マッサージ機なんだね。」「事務長、毎日、何されてるの? あそ、空いてる時間があるようだから、介護の仕事したら?」と。
そして、この規模の介護の会社さんでも、給食事業で500万円の赤字です。なので「今のやり方はやめましょうね。」と。なんだかんだで年間700万円の削減ができます。なので、売上を上げることなく、5.8%の営業利益率の改善です。
25日は、実務部隊が5人で入り、全部見て、取り漏れ・とりこぼし・無駄遣いを見ます。これで、先程の支出と合わせて10%以上の営業利益率の改善を行い、「黒字化」と「5%以上の営業利益」を確定させます。その後にやることは、現在のインフラを生かした、私からの提案の「新」事業です。これで、年間700万円〜1500万円(5%〜12%の営業利益率の上積み)の真水(新規売上)を狙います。
1年で、銀行取引を正常に戻し、家族を地獄(負のスパイラル)から開放して差し上げて、未来への希望(正のスパイラル)に向かって、顔をあげていただくつもりです。並行して、経営者の方に、経営を学んでいただき、3年を目処に大きくジャンプアップしていただけるようにするだけです。
WJUは、大きな規模のお客様だけではありません。こちらのように月1000万円程度のところの仕事もします。
全てはご縁です。