凄いことですが、新聞・テレビの偏向報道と誤報をSNSを駆使する若い世代に「見抜かれた」ということなのだなと私は考えています。

突然ですが、私は、今の若い人、若い人というのは、私よりの若い人たちは、明らかに頭がいいと思っています。常識を知っているというか、世の中の掟とか、人とはとか、人生とはとか、そういうものとは違う、なんというか「理解力」ということでしょうか「経験」ではなく「学習能力」というべきでしょうか、例えば、SNSでの情報収集能力とか。

書いていることは、そういう話は若者の話ではなく、「既存の新聞、テレビ、マスコミは、今回のことで、SNSや新しい情報ICTテクノロジーに主役を明け渡すことになるな。これは、歴史的な転換点を当事者として体験しているのだな。」という話なのです。

話は、パワハラ疑惑とそのパワハラが原因で自殺者まで出したという兵庫県知事の選挙でした。当然、圧倒的な票集で撃沈すると思っていたら、テレビのニュース速報で「齋藤知事再選」のテロップでした。

事情を知らない東京都民は「なんで?」となるわけで、「なんで?」が「なぜだろう?」、「何が起こったのだろう。」でした。で、セーラームーンの YouTubeを観ようとしていたら、今回の選挙に関わる情報が沢山出てきて、追い詰めているはずの百条委員会の委員が被告になるという話や、告発していた県議が百条委員会の直前に議員辞職をしたとの話になり、パワハラもなければ自殺も無関係で、なんと、頑張っていた県知事が「はめられていた」といういうことになっていました。

要するに、今回の県知事選挙は、「県民が新聞・テレビを信じずに、SNSを信じた結果だった」ということと理解しました。そして、このような事態になって来ていても、新聞・テレビから、今回の件が語られることはなく、SNSを駆使する人たちや、SNSを当たり前に使いこなす若者は、自分で考える力が私たちの世代よりもあるのだなと納得してしまいました。

今回の知事選挙に関わる一連の事件は、いずれ、映画にもなるし、特集としても扱われることでしょう。もし、既存の新聞・テレビで特集がされないようであれば、既存の新聞・テレビは「死ぬ」ことになるかもしれませんね。

凄いことですが、新聞・テレビの偏向報道と誤報をSNSを駆使する若い世代に「見抜かれた」ということなのだなと私は考えています。

だから、今の若い人たちは頭がいいなと。自分で考える力があると。そんな頭の良い、今の若い子達を口先とか形を変えて誤魔化そうとしても、無理ですよね。

私は、今回の兵庫県知事の騒動と再選が「歴史的な事件」「歴史的な転換点」となると考えています。いずれ、学校の教科書にも載るような出来事として評価され、時代を考える教材として教科書に載ることなると思っています。