多分、これほど、過去からの連続性が無くなる経営環境に変わるフェーズに入るのは、初めてのことだし、これからもないかもしれませんね。
2025年は、それが、始まることになります。
さて、このブログをお読みの皆さんにご質問です。札幌市に、障がいの事業所が幾つあるかご存じでしょうか?
ただ、数える時に、児童発達支援と放課後デイサービスは一つの事業所でも2つと数えます。
答えは4200事業所です。
これは、社会福祉法人、株式会社、NPO、医療法人などの全てを網羅しています。
何が言いたいかというと、集約されていくということです。
理由は、競争が激しくなるからです。
では、次です。
毎年、介護サービスを目的とする会社は増えていると思いますか?
答えは、「はい」です。
では、幾つ?
過去3年の新規参入数は、2021年 2,903、2022年 3,018、2023年 3,203です。
この業界は、成長産業なので、新規参入が多いのです。
だから、10年を1日如く、施設の中だけで外に出ないと、新規参入組に、どんどん、在宅を埋められていくのです。
話を変えると市場はどんどん広がって行きます。
23年度の介護給付額は11兆5000億円(前年比2.9%プラス)。
24年4月には、要介護・要支援の認定者は前年同月比2.0%増の約730万人。
2025年は、介護給付費は15兆円前後の見通し。
なので、2025年から2030年は、全国各地で戦いの5年間になりますね。
なので、ピンチとチャンスが背中合わせのスリリングな経営環境になります。
大逆転、下剋上、異民族の侵略、新しいヒーロー、なんでもありですね。
優秀な人には、こんなに楽しい時代はないでしょうね。
変わりたくない、今のままでいたいという経営者には、辛い時代に入りますね。