今日は、朝、コンサルティングを始める大きな法人さんの経営幹部の皆さんに集まっていただいてオリエンテーリングです。皆さん、本部、施設長で十数名の方が集まりました。
私は、「皆さん、気合と根性は入りません。全ては理屈です。理屈で理解できないことはできません。なので、これから、ネット検索を繰り返します。では、よろしいですか、今日から、全ての法人の決算を見ることができますよ。」と。
で、「皆さんは施設長なので、決算の数字は知っているでしょう?決算書は見た事があるでしょう?でも、どうしてこういう数字になったのか分からないでしょう? 決算書が読めるようになると、それが分かるわけ。だから、今日、これから30分で、決算書が読めるようになっていく。」
「ねっ、だから借入金が多いわけ。でね、借入できるのは銀行が返す事ができると思うから貸すわけ。だから、力はあるの。なので、心配はいらない。法人の経営者は、体制を立て直す時間を確保するため、借入してんのさ。」
「では、どうするか、これを決算書見れば分かる。ではいくよ、、」
「ねっ、では、どうしてそうなったか考えようね。デイサービスの人いる? 今日は何人きてる?」
「5欠ね。じゃあなんで5欠なのか、その理由を説明するからね。では、グループ討議しまーす。」
と、2.5時間です。
「じゃあ、復習です。お客様が増えることはあっても減ることはない。いいね。」
「で、なんでこの損益計算書なのか分かったよね。」
「では、これから何をするかというと職員インタビューです。なぜインタビューする?」
「分かるよね、最も大事なことは法人の風土と文化だから。」
「別に、ここの法人さんが収支改善して、借入金を返すようになることは、あまり、難しいとは思っていないですね。それよりも、2040年にどんな法人になっていれば、この街で今までのように圧倒的に強い法人でいられるかの方が難しいね。」
明日は、介護と障がいのコンサルタントが伺うことになっています。
「3月くらいになったら、皆さんにまた集まっていただいて報告会と方向性の話をしましょうね。」
2025年の初日が終わりました。
今日から、また、常在戦場です。