今年も来年も、原価は上がって行きますね。

全国老施協は、今年の1月8日、「食費の基準費用額の見直しにかかる要望」を老健局長へ提出しています。

会長は、長引く物価高騰の影響により食事の質や栄養マネジメントへの懸念が生じており、補正予算による措置だけでは不十分として以下の2点を要望された。

1 食費の基準費用額を次期介護報酬改定を待たずに309円引き上げるとともに、補足給付制度における利用者負担限度額を維持すること。

2 基準費用額について、賃金・物価スライドの仕組みを導入すること。

老健局長は、「食費の高騰対策については、補正予算が早期執行できるよう自治体に働き掛ける。仮にその後も必要な状況が続くようであれば、利用者負担の限度額、在宅の方とのバランスなどを見ながら検討しなければならない。」と回答したとのこと。

今年も来年も、原価は上がって行きますね。給食がどうなるかは、まだ、読めませんね。それが本音です。