今日も昨日に引き続き、1日インタビューです。

このところ、社会福祉法人のデイサービスの稼働率の低下が深刻です。もちろん、競合は多いです。しかし、本質は、違うところにあるよな〜と考えています。人が集まらないため、事業所の管理者の質の問題が大きいと感じます。差別化戦略が組めない。営業ができない。教育訓練ができない。たとえば、「営業してる?」に決まって、「はい、してます。」で、「じゃあ、紹介増えた?」に、「増えてません。」。「ん?」。そして、「OOOデイサービスの管理者の人、営業しているって言ってるけど、そう思う?。」って、別のデイサービスの管理者に聞くと、「彼は、してませんよ。」という答えが返ってきたりします。

あとは、他事業所との連携や居宅との連携です。

 

社会福祉法人の多くで、さまざまな面での「質」の低下があると考えています。また、経営環境の変化への対応ができないまま放置されているところが多く見受けられます。ポイントは中間層のマネジメントですね。これからは中間層の人材育成を最重点課題に据えて、しっかり人づくりをしないといけません。WJUは今年、組織人教育に加え、WJU全国のメンバーの方のお力を借り、4月から現場の「質」の向上と「品質管理」「品質保証」という概念を社会福祉法人のみな様に提供するつもりです。

 

本間を雇うお客様は、どんどん前に進む法人さんが多いわけですが、みな、同じような問題を抱えています。ここに、いち早く、気がついて、手をうつ法人が勝利者になると理解しています。たまに、「うちは人がいないから外からスカウトした方がいいと思うがどう?」と言われるので、「外からのスカウトは失敗が多いですよ。遠回りかもしれないし、教育を受けたら辞める人もいるかもしれないけど、経営者が心を強く持って人を育てることが大事だと思います。なんというか、育てきる、感じでしょうか。」とお話ししています。