有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会が行われています。
2027年改定に間に合うように取りまとめが行われて、社会保障審議会に送られるのでしょうか。
なんで話し合われているかというと、有老やサービス付き高齢者住宅が、介護保険事業のメインストリームになっているが、問題が多いからです。
ただ、この議論はずーっと問題視されていたのですが、結論が出ていないというか、良い話になっていないというか、、、。
1 囲い込み
2 質のバラツキ
3 虐待の恐れ
私は、今や特養を遥かに抜いて介護保険事業の主役になっていると理解しています。
もし、有老やサービス付き高齢者住宅がなかったら、どうなっているか? と考えます。
私は、今、障がいの事業者でもありますが、介護保険事業をやるなら、迷わず有老をやります。
私には、98歳の父親がいますが、この年齢になると、父親には医療と介護と生活のサービスが必要で、それを自由に組み合わせることが必要で、一番良い環境は、有老ではないかなと考えるからです。
だから、課題は、アセスメント力とサービスの対応力と事業者の経営力かなと。
有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会が、従前の「囲い込みは不平等だ」的な議論になるのでなく、介護事業者を育成して「現場力」を高める議論になって欲しいものだと思います。
どうも、厚労省さんの議論のリードが、また「規制」「ルール」「監査」になっていく感じで嫌ですね。