ここに写っている方が、今年のWJU勉強会の「私の経営哲学枠」でお話いただける、久保さんです。話の内容は「ケアマネジャーの矜持」です。今年の参加者に「ケアマネジャーで、経営がこんなに変わるのだな。」と。そして、「どうしたら、こういうケアマネジャーが育つのか?」と、彼のところに、経営者が列をなすと思っています。
例えば、WJUは、お金がなければ「経営改善するというのであれば付き合いますよ。お金は立て直してからでいいです。」と言ってコンサルティングを始めるわけです。例えば、WJUは、「知ってしまったらしょうがない。あのね、何がダメかと言うとね、」と言って話始めて、頼まれてもいないのに「なんとかしないといけないでしょう?」と言って、「いいよ、後で。お金の話でしょう?」と言うのです。例えば、WJUは、コンサルティングに行った翌日、呼ばれてもいないのに「あの話なんだけどね、おかしいと思うわけ。」と言って、契約にもない話を始めて、仕事して帰るわけです。
これは、コンサルティング会社としての矜持です。「コンサルティング会社は、法人を良くするのが仕事でしょう? お金に使われたらおしまいだ。お金に魂は売らない。」と。銀行さんが「こういうコンサルティング会社に初めて会った。」となるわけです。
で、こちらの久保さん、この街で、例えば、病院の地域連携室から「難しい人がいて、ケアマネさんがつかないんだけど久保さんお願いできる?」と言われると「わかりました。」という人です。私が「なんで?(なんでも受けるの)」と問えば「だって、困っている人なんでしょう?」そして「ケアマネジャーって、そういう仕事でしょう?」と。なので、久保さんと「断るな、ケアマネさんからの紹介は誰でも受け入れるぞ。頑張ろうぜ!」という現場指揮官が組み合わされば、ガンガン稼働が上がって、介護技術も上がって、収入が上がっていくわけです。
と、いうことで、彼が部下のケアマネさんに、「困っている人がいるんだから、出来るだけケアプランを作ろう。」と言って、居宅を引っ張るので、居宅のケアプランは、どんどん、ケアプランが増えるわけです。そして、法人の人に「こういう人なんだけど、お願いね。」「わかった。」となれば、現場は考えて受けようとするので介護力はどんどん上がっていく、好循環になるのです。
ただね、逆目に出れば、孤立して浮いてしまって、居宅と現場の関係がめちゃめちゃ悪くなるわけです。まあ、WJUが来る前には、彼は、いつも戦っていたのです、自法人の現場と。それでも我慢して、時を待っていた人です。なので、WJUが入った時には、誰よりも喜んでくれました。
今、こちらの法人さんの 2040年を睨んだ「経営チーム」を作ろうとしています。目処が立ったら、「ケアマネ+訪問看護+住宅の超収益モデル」を作って、株式会社の高収益モデルで、ガツンと行こうと。今日も、そんな話を、WJUコンサルタントの後藤さんを交えて作戦を話し合っていました。それができたら、この街で、台風の目になる可能性を秘めています。
私、この人を厚労省の人に引き合わせたいと企んでいます。まず、永田かおりさんに引き合わせ、化学反応を起こさせて、次に、ケアマネジメントのご担当の厚労省の方と話をしていただこうと。街を守る機能になる法人があるとすれば、こういうケアマネジャーを何人揃えることができるかですよ。
どこに所属しているか?ですか? 旭川市内の社会福祉法人さんです。法人名は、12月までのお楽しみです。
