こちら様は、今まで、理事長が本部の方々(こちらは本部の方=部門責任者=通常であれば部長)に、ミッション(責任と権限)を与えて、毎週、その進捗を指示を出している仕組みから本部長制を敷いて、ミッションの進捗は、本部長のKさんを中心に組織変革を行い、理事長は、大きな目標に向かって経営者として時間を使うようになっています。
私は「今まで監督がピッチの横で、直接、選手に指示を出して試合をしていたのをやめて、キャプテン制を敷いてサッカーすることにしたわけ。だから、Kさんが試合の中心だから、選手は練習では監督がいるけど、試合になったらキャプテンを中心にまとまって戦うんだよ。」と言っているのです。
と、いうことで、私は、法人さんから、Kさんを3年で本物の本部長(キャプテン)になっていただくためのお仕事をいただいています。その1年半が過ぎました。とっても大事な仕事と認識しているのは当然のことで、1年半から、ジワジワと時間をかけて、様子を見ながら、勉強していただきながら、詰めてきました。
そして、そろそろ「その時期が来たかな。」と、先月から「では、会議の仕方、お作法をやろうかな。」と本部職員研修を始めた初日に、理事長PCパタン事件(全く事件でもないのですが)、本部のみなさんに理事長の想いを知っていただくために事件と名付けたのですが、、、。それで1ヶ月延びて、今日から、Kさんが覚悟を決めるように固めて、「本部長の仕事というのはね。」「会議というのはね。」から始め、本部職員(経営幹部)の皆さんは、「ねえ、本部長を中心に結束しないと、みんなも、個人として、絶対に不利益を被るよ。」「お互いに助け合わないと、試合には出れない。」と。
で、「では、本部の皆さんには、経営者からのミッションと経営者からの特命の2つの責任ある仕事があるんです。ミッションは、例えば、年間の予算、達成すべき目標、求められるべき能力があるわけ。そして、経営上、必要な、個別事案の特命が来るわけ。それを本部長は全部知っていないといけないし、その進捗を把握する必要があるわけ。皆さんのマネジメントの仕組みは経営者がそう決めたの。」と。「だから、NO2(ここでいう本部長)は、短命なんだからさ(笑)。」と。
だから、本部の皆さんには、そのミッションの進捗をどのように報告するのか、会議でのお作法のお話をしていました。まあ、まだ、ミッションそのものの概念の整理や自覚がなかったのが、今日、皆さん理解されたわけで、これから、個人ごとのミッションと特命を分けて整理して、その進捗と、だから、簡単に言えば予実管理ですね。それと報告の仕方とみんながどのように、助け合いならがら、それぞれのミッションと匿名に関わるかを説明してました。
こちらの監督(理事長)は、「試合(日常の運営)はキャプテン(本部長)に任せて戦う(試合する)。だから、Kさんが好きなようにやればいいから。」と、ことあるごとに言われるのです。まあ、運営を任せて経営を任せているわけではないので、経営者不在ではないのです。
今日、私から丁寧に説明して、いかに本部長の仕事が大変で、その責任の重さと大変さが本部職員方々は分かったはずです。そして、何より、Kさんご本人が、初めて「(その責任の重さに)WJUコンサルにはめられた。」と気づいたはずです(ごめんなさい)。まあ、私から言わせれば、いままで、気づかないのも、いかがなものかとも思いますが(苦笑い、、、)。本当は、気づきたくなかったという表現の方が適切かもしれませんが。
そして、「もう、やるしかない。」と、ということなのですが、なかなか、腹が座らず、、、、私が「理事長がおっしゃっている組織で行くとね。」「だから、腹決めてやるしかないよ。」と言っても、「、、、、」と。だから、今日の食事会では、初めて、「ねえ、Kさん、こっち」と言って、私の横にKさんに座っていただいて「あのね」と。で、どうしたら、その責任を全うできるのか、相談しながら食事させていただきました。だからさ、珍しく「Kさん、今日は、横に座りなさいよ。」と言われた時点で気がつかないとね。そうじゃなければ、いつもは、私の横は、スミダ・キャサリン・直子さんの席なわけで。
最後には、「そうだね、これで行くか。」と二人で納得の作戦ができ「じゃあ、明日から動こう。」と。
そして、今日、強い味方が! そうです、ヤマケンサンバことヤマンゲリオンが「私が支える!」と言ってくれて、Kさんも「本当にやってくれるか!」と。ヤマンゲリオンは何度も「やりますよ!」「やりますよ!」と。
と、いうことで涙ぐむキャプテンの横で暴走モード突入しそうな? ヤマンゲリオンが。↓↓



