勝負の神様が何に微笑んだかと言えば、ドジャースのチームワークにではなかったかなと感じました。

凄いワールドシリーズ(野球です)でした。

山本投手がMVPに選ばれて、大谷、佐々木も活躍して、日本人としては嬉しいシリーズでした。

ドジャースは、スター選手揃いなのです。でも、相手のブルージェイズもかなり強くて、このスター選手も一つにまとまって戦わなければやられてしまう感じで。

優秀してから各選手がインタビューで言っていたのは「チームになって戦う」「みんなで勝ち取った」「自分を捨ててみんなが勝利のために戦った」です。

あれだけのスター選手が揃っても、自分たちのやりたいようにしていたら勝てないとわかると、みんなで協力して一つになったのです。

大きかったのは、それを体現した山本と大谷の二人です。

日本人は元々、公(おおやけ)の心があります。それに明確な目標設定がされたので、どうしたら勝てるかを考えて、役割分担をして最善を尽くしたのです。

7戦を観て、力は相手の方があったかなと思いますが、最後は、勝負の神様がドジャースに微笑んだという印象です。

勝負の神様が何に微笑んだかと言えば、ドジャースのチームワークにではなかったかなと感じました。そして、その真ん中にいたのは、チームビルディングの中心にいる大谷で、彼が、チームメートのものの見方と考え方に大きな影響を与えているわけです。「みんなで力を合わせて勝つ!」というマインドセットを、大谷がドジャースに来てから行ったことでした。

そして、この考え方に共感する仲間を一人ずつ増やして行ったのです。

今年のワールドシリーズは、歴史に残る7戦だったと思います。

野球は面白いですね、やっぱ。