オリエンテーリングの時の鉄板ネタがあります。そして、いよいよ、それが具体的な議論になってきました。

コンサルティングに入る時、現状調査を行います。その時に、職員さんに集まっていただき、オリエンテーリングを行います。ここで、いつもウケる鉄板ネタがあります。それは、「はい、ここに20歳代の方いますか〜、見た感じいますよね。では、そのみなさんに質問です。みなさんの定年は何歳ですか?」

そう質問して、それらしき若手に答えを促すと、「60、歳?」という感じの答えが返ってきます。そこで、「いえいえ、みなさんの定年は75歳ですよ。」ざわつくので、かぶせるように「そうです、あと50年働いていただきます。そして、やっと年金がもらえるとなったら、そのあと2〜3年でいっちゃって、ワリカン負けする、みたいな。」って言うと、どっとウケる時があるのです。

 

もはや、具体的な議論として以下の提言があります。自民党の1億総活躍推進本部は、5月10日、政府への提言で、高齢者が働ける環境を整備して、現在の60〜70歳で選択可能な年金受給開始について、希望者は71歳以上も選択できるように制度の見直しを提言した。そして、「65歳」までを完全現役とする社会を推進し、66歳以上も本人が望めば働けるようにする。

さらに、こんな話しもあります。日本老年学会と日本老年医学会は、現在の高齢者の定義を65歳以上から75歳以上に見直すように提言しています。

 

私の話しをオリエンテーリングでお聴きになったみなさんへ。「ねっ、そうでしょう? みなさん、頑張って働きましょう!」ジャンジャン。