実は、ブログに書けない、重たい仕事もしているのです、こう見えて。

この仕事をしていると、メンタル不調者をみつけることがあります。本来であれば、施設長や事務長が、ちゃんと見つける必要があります。しかし、現実的にはできない管理者が多いのです。本当に「あなた、なにしてんの!!」と言うことがあるくらい。

 

私がここで言っているのは、元からメンタルに少し問題がある人を見つけているのではありません。頑張って、頑張って、でも問題が解決できない。そして、上司に助けを求めても、誰も助けてくれない。家庭の事情があって、法人を辞められない。そんな、潰されていく真面目な職員さんです。

話をしていると直ぐにわかります。「OOさん、夜、眠れていないよね?」というと、「いえ。」とはじめは話をしていますが、少し経つと大粒の涙を流しはじめ、顔を真っ赤にして、体から絞り出すように話を始めます。

現場に入って仕事をしていればこそ分かるのです。そんな、頑張っているのに潰れていく職員さんを見つけると、施設長に、「あなた、なにしてんの!!」ってことになるわけです。1年間に何人も見つけます。

 

また、よく出会うのは、適当な話をして、法人に不利益を与えている現場責任者です。こんな人に限って、よくしゃべります。そんなときは、「あのさ、」って言って、徹底的にやります。「あなた年間でいくら法人に不利益を与えているか分かってんの?ねえ、」とやります。

「一人減らすと保育の質が落ちる。」「ただでさえ忙しいのにそんなことはできない。」「私は頑張っている。私たちは頑張っている。」判で押したように、こういう人たちは同じことを言います。この手の返答が返ってくると、試合開始です。

 

これでも、「救われました。」とか「感謝しています。」とか「信じでよかったです。」ってメールをいただくことがあるんですよ。

実は、ブログに書いていない仕事を結構しているんです。超笑えない話もあれば、超笑える話も。

医療と福祉の最大の問題的な現場のマネジメントとそれを司する経営者です。今、世の中がそういう法人を退場させようとしているのですが、そんな法人や管理者、経営者は気がついていないのです。