昨日は富士通さんのセミナー講師でした。お題は「地域包括ケアシステムの経営戦略」でした。

昨日は、富士通さんのセミナー講師を務めさせていただきました。多くの方は病院関係者とお聞きしています。

まず「北海道から沖縄まで、人が密集していようと過疎だろうと、日本の医療と介護の政策は『地域包括ケアシステム』以外はない。これは受け入れなければいけない事実。そのあとは規範的統合で、多分規範的統合は事業連携を指すが、それはそのまま事業統合とか法人合併の引き金になると思う。」とお話ししました。「そのあとは示されていないが、多分地面に給付するようになると思う。なので、元請け制で一法人が一定のエリアのすべてをマネジメントする。残りの事業者は下請けにまわる。地面に給付なので、総包括報酬制になる。」

「病院の戦略と介護の戦略は違う。例えば、鹿児島の相良病院さんは乳がんで有名で、ドミナントは全国になる。また、白石病院は透析で有名で、ドミナントは鹿児島全域+熊本(新幹線ができたから)+宮崎の一部になる。しかし、介護は中学校区、車で30分が一つの圏域になる。そして、介護は地域制圧型モデルなので、介護事業を全部やらなければこれからは生き残れない。当然、施設も在宅も。できれば社会福祉法人で診療所の届け出しているので医療もやる。」

あとは、昨日は少々疲れきっていたので、とにかく疲れていて集中力がなく(言い訳です)、ところどころに毒吐きまくりでセミナーをしてしまいした。ドクターの方がいたら、イラッとされたのではないかと思います。「給料が高すぎる。」とか「もっと働け。」とか「ドクターには2種類しかいない。一つは24時間365日患者のために尽くしている人ともう一つは真反対の人。」とか。他にもいろいろと・・・。後ろに並んでいた富士通の若い人たちに向かって「みなさんの定年は75歳ですよ、多分。保険料を納め続け、やっと年金をもらえるようになってから3年くらいで行っちゃったりするわけです。ワリカン負けになっちゃうみたいな。」ちょっといけませんね。富士通の司会の方に「かなり刺激的な内容でした。」と言われてしまいました。

まだまだ子供ですみません。反省してます。