「だから、経営者は大変なんですよね。」あの10分間は当たり前田のクラッカーですかね。「あれは経営の話ですね。」と言ってます。

私はこう思っています。みんな、日本が勝ったから批判できるわけで、もし、攻めて行って、もう一点入れられて、予選で敗退していたら、みんなはどう言ったでしょうか?

日本があの10分間で16強を逃していたら、きっとこう言ったでしょうね、「もっと大人にならないと。」「ルールの中でできる最大限のリスクヘッジをするべきだった。」「日本はビビって負けた。」「彼は監督じゃなかった。」負けていたら、今の何倍も責められていたでしょうね。

あの10分間は逆から考えれば分かるはずです。そして、彼は監督として勝ったんですよね、勝負に賭けて。

 

勝つことを求められている者とそんな条件の中で仕事をしたことがない人では、あの10分間は見方が違うでしょうかね。(勝つためならルールを曲げて、相手の選手を壊してもいいと言うアメフトの話とは根本が違うので)

勝負事や経営は賭けの連続で、なんで、確率の高い方を選ぶわけですが、時として、リスクを負ってでもやらなければならない時があり、なんで、責任者、例えば経営者や管理職がいるわけで。そんな人たちはいちいち説明なんてしないのです。

経営者はキツイんです。経営者は責任が重く、好きなことを言う人が多く、いろんなことを言われて、気の毒な商売なんです。

 

経営者に愚痴をこぼされた時に言います「言うは他人、行うは自分。真に言ってくれる人の話は真剣に聞き、それ以外の人の話は気にしない。」と。

で、最後は結果ですから。