2019年元旦、謹んで新春のお慶びを申し上げます。 +経営者は、強い意思表示と信念。そして、良い環境の整備を。

2019年元旦、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

今年もよろしくお願いします。

 

2019年になりました。早いもので、今年はラグビーワールドカップがあります。東京オリンピックも来年に迫ってきました。時が経つのは早いものですね。

日本は、ピンチばかりではないかもしれません。5Gは新しい世界的な市場を生み出します。その周辺のビジネスが新しく、さまざまな形で創造されるはずです。「人」がいる日本はチャンスです。全ては、経営者次第です。

 

私は、いかに経営者が大事かということを幕末の歴史で、若い職員に説明しています。今年は、HMSエリートの4回目で「成功の方程式と成功のセオリー」でお話しするつもりです。

幕末に、西郷、大久保、高杉晋作、桂小五郎、橋本左内、など優秀な多くの若者が育ちました。

彼らが特別だったのではないと思っています。彼らが、この時代の他の若者と違っていたのは、「明確なメッセージを発する君主がいて、環境があった。」ことだと思います。この2点はとても重要で、もし、島津斉彬、島津久光がいなければ、西郷も大久保も覚醒することは難しかったのではないかと考えているのです。そういう意味では、時代が彼らを選んだ「天命」ということでもあるのだと思います。

考えてみてください。もし、島津斉彬ではなく、藩主が島津斉興のままであったとしたら、今の日本はなかったわけなんで。斉興公は、幕府には常に恭順という意思があり、新しいことはしませんでした。なんで、間違っても、西郷、大久保が世に出ることはなかったはずです。

しかし、尊王攘夷の斉彬公が藩主になると状況は一変します。まず、停滞していた藩校の造士館を立て直し、西洋技術を導入し日本を近代化するための集成館を創設します。身分に関係なく優秀な人材を登用し、瞬く間に、日本を変える原動力になるのです。

肥前佐賀藩も、鍋島閑叟がお殿様になって、短期間で、最も西洋技術を習得し日本の近代化に貢献することになります。

 

全ては、藩主次第。全ては、経営者次第です。よく、「うちは人が育たなない。」「うちには人がいない。」と嘆く経営者の方にお会いします。その話は、天につばするような話です。

だから、HMSセミナーでは、「経営者は、強いはっきりした意志表示と信念が必要だし、人が育つ環境を整備することが大事だ。」と話をするつもりです。

これからくる乱世に生き残る法人になるのであれば、経営者は、強いはっきりした意志表示と信念を持って、人が育つ環境を整備しなければなりません。

それを、2019年、しっかりお伝えしてゆきたいと思います。

 

私、個人的には、今年は新しい出発の年になるようでして、ますます頑張らなければなりません。

とっても、楽しみにしている1年でもあります。多分、多くの新しい出会いがあるでしょうから、これも楽しみです。

頑張ります。