皆さん、社会福祉充実残額があるなら、建物より先に人に投資しましょう。

昨日の全国老施協の経営リーダー養成塾で、参加者が決算書を持参していました。ある法人さんが、職員さんが集まらず、特養の稼働率が80%程度で、赤字決算でみたいな話をしていました。

心配になって「決算を拝見させて下さいよ。」と言って、見始めたら、「全然、大丈夫じゃん。これだと社会福祉充実残額があるでしょうよ。」と。なんと、自己資本比率が90%を超えているのです。

「で、計画はどうしているの?」に。「いやー、だから、建物に、、」と。

「だから、ダメじゃん、人に使いなさいよ。だって、人が集まらないから80%でしょう? 教育訓練でしょうよ。何に使ってんの。」とお話ししたところ、「いやー、人を育てるために使ったらいいか、わからないもので、、、、」と。なんで「だったら、呼びさないよ、私を。」と。

 

皆さん、社会福祉充実残額があるなら、建物より先に人に投資しましょう。

法人を赤字にするのも人、黒字にするのも人です。

その前に、経営者が学ばないといけませんが。