社会福祉法人の事業が、在宅介護に軸足を移してきたら、病院側の介護事業を見る目も変わってきているんです。

職員2000人近い急性期の医療法人の経営者で、社会福祉法人の理事長(ドクター)さんをされている方のお話です。

お話ししてて、よく分かります。とっても賢い先生です。さすが、大きな組織のトップの方だなと分かります。

 

「OOの病院を建て替える時が来るけれど、社会福祉法人の事業の内容と整合性をもたせて計画しないといけない。これは、医療側の意識が変わって来ているためで、病院側から出た話しです。こういう時代ですね。

 

「介護の人たちが、医療に苦手意識をもたず、自分たちが行っていることに自信を持って話しをするように言っているんです。私は、介護の人たちの話しを聞くと、感動することも多く。介護の人たちがしっかり伝えれば、医療の人たちも理解してくれることがたくさんあります。」

 

「医師の初期研修を経て、総合診療医を目指す若手が3人、4人と育って来るので楽しみにしているんです。この人たちが育ってきたら、地域包括ケアシステムの中で中心的に活躍してくれる意志が増えて、医療介護の連携が進むようになりますし、そうなることを望んでいます。」

 

「社会福祉法人の事業が、在宅介護に軸足を移してきたら、病院側の介護事業を見る目も変わってきているんです。医師の認識もだいぶ変わってきて、手応えを感じでいます。ドクターから、『OOOO事業所(訪問介護・介護、看護小規模多機能)はいいですね。』と言われるようになったんです。」