「新型コロナウイルス感染症の治療で本命とされる『抗体医薬』が実用化段階に入った。」

ワクチンではなく、治療薬ができているというのは、嬉しいですね。

記事です。

「新型コロナウイルス感染症の治療で本命とされる『抗体医薬』が実用化段階に入った。」

「米社が開発中の新薬が相次いで米国内で条件付きで使用できるようになった。現在の治療薬の多くは他の病気向けの転用だが、抗体医薬は新型コロナの特化薬だ。近く一部接種が始まる見通しのワクチンとともに、コロナ克服への道を開く可能性がある。」

「治験の暫定結果では、入院していない軽症から中程度の患者の体内のウイルス量が低下した。FDAは声明で、『入院や救急治療の減少が示された』と指摘した。」

「FDAはすでに、今月上旬に米製薬大手のイーライ・リリーの抗体医薬『バムラニビマブ』にも緊急使用許可を出した。同社の第2段階の治験では、投与した患者のうち入院や集中治療室(ICU)での治療が必要となったのは1.6%で、重症化を抑えた。」

 

日本でも、日本の大手製薬メーカーなどが「免疫グロブリン製剤」を中心に開発しています。10月から国内外での最終治験が始まっており、早ければ年内にも治験結果がまとまる予定だ。
「武田の免疫グロブリンは『天然の予防抗体』といわれ、新型コロナから回復した患者の血液中の抗体の集まりだ。リリーやリジェネロンの抗体医薬が人工的に設計されたのに対し、免疫グロブリンは患者の体内にあったもので、効果も高いとされる。量産もしやすい。」

頑張れニッポン!

 

ワクチン、治療薬が、2021年春に揃うといいですね。

そうなると、2021年は明るい年になるけど。