HMSエリートに参加のみなさん、経営企画室の役割の一つが、このやりとりから分かります。

HMSエリートに参加のみなさん、経営企画室の役割の一つが、このやりとりから分かります。商品やビジネスモデルには寿命があるのです。医療も福祉も従前のビジネスモデルは終わります。みなさんはどうしますか?一緒に考えましょう。

 

ここに出てくる、A氏は、私がアメリカの会社に勤務していた時の直属の部下です。彼は、保険屋さんに転身して大成功しています。たぶん、もう、10年近く続けていると思います。しかし、ここに来て好成績に陰りが出ているというのです、、、、

メールでのやりとり。

A氏:あと、保険商品もお待ちしています。よろしくお願いします。

本間:はーい、こんどな。

A氏:なんせ、昨年は厳しかったもので。

本間:もう、保険の販売はやめて、WJUで仕事したら。

A氏:もう、私なんか付いてゆけないですよ。

本間:そーねー。

本間:11日は泊まりか? 紹介する人がいるから。

A氏:はい。

本間:コンサルタントとして忠告しておく。要はAが作ったビジネスモデルで一昨年までは成功した。しかし、そのビジネスモデルが一巡したので伸びなくなった。何も考えずに同じことを繰り返せば、現状か落ちるだけ。では、強みを生かし、何を売りにして新しいビジネスモデルを作るのか。もう、一巡したんだから、以前の成功をなぞるような行為は、世間が悪い、他人が悪いってことになるからな。発想を変えて、企画(売り)を変えて、時間の使い方を変えて、会う人を変えて、結果を変えろ。期待している(俺が期待してしょうがいないけどな)。がんばれ。

A氏:適切なアドバイスありがとうございます。その通りですね。頑張ります。

本間:このやりとりはブログで使わせてもらうぞ〜。

 

成功してきたビジネスモデルを否定して新しいビジネスモデルを構築するのは、リスクも高く、資金も必要で、何よりも人材がいないでとできません。だから、人材獲得とか人材育成とかいうのです。ここの部分はHMSエリートでも大きなポイントにしているところです。前に進めばリスクがあり、動かなければ時代が通りすぎてゆく。「チャンスの神様は前髪しかない」のです。しかも、チャンスの神様はすごいスピードで我々の前を通りすぎてゆくのです。経営者の決断で勇気をもって前髪を掴む必要があります。通りすぎてしまったら、チャンスの神様には後ろ髪がないので。これからは医療も介護も「イス取りゲーム」です。

経営者は変化を恐れてはいけません。経営者は目先のお金に目をくらませていけません。経営者に正しい判断と勇気を与えるのはみなさんの仕事です。経営者って強そうに見えて、孤独に震える日もあるのです。20日から、考えて考えて、いろいろ議論して、文字にして、数字にして、みんなの前に発表して、力をつけて帰ってください。

HMSエリートは、経営者、経営を真正面から考えます。タブーはありません。みなさん、頑張りましょう。