また、その責任の重さを痛感しています。

昨日、ある法人さんのこれからのコンサルティング内容について、関係者でテレビ会議でした。

集まったのは8人です。

現在、行っているのは以下です。

1 管理職スキルアップ研修

2 リーダー養成塾

3 人事考課

4 サービス別研修会(デイサービス、小規模多機能)

5 管理会計

6 職員採用強化

7 ある施設の立て直し

非常に大きな法人さんなんで、同時並行で7本の仕事をしているのです。

 

こちらは、前理事長が「若者に将来ある法人であることを知ってもらいたい。地域に欠かせことができない法人になってほしい。」という想いから、実現してくれるパートナー(コンサルティング会社)を探していて、我々のところにおいでになりました。

私は、リーダー養成塾の時に、若手と一人ずつテレビ会議でお話ししたんです。その時、「頑張る!」「 NO.1の法人になりたい。」「後輩を連れてきたい。」という話が多くありました。しかし、若手の少し上の年齢の感じの人たちからは、「本間さん、どうせ、今の理事長がいなくなれば元のやる気のない、働かない上司と何もしない本部に戻り、若手がどんどんやめていく法人に戻りますよ。」とか「このままいけばいいが、理事長が交代して方針がかわり、『自分の任期中は何もするな。』となって、また、今までの法人に戻りますよ。下手に動くとろくなことはない。」と面と向かって言われました。

私は、その時「それでいいの?」というと、はっきり「次を探しながら勤めているのが本音じゃないですか、みんな。あとは、ながい物には巻かれろという人は残って、今まで通り働くんじゃないですかね。」と言われたのが印象的で、「ああ、ここの法人さんを表しているな。」と。

 

 

前理事長は、志半ばで辞めることになりました。

私は「ああ、終わったな、、、彼ら(頑張ると言ってくれていた若者たち)に悪いことをしてしまった。夢だけ見せてしまい、、」と思って、コンサルタントチームにも「手仕舞いになるかもしれないんで、現状の報告をお願いします。」とメールを送りました。コンサルタントチームからは次々と「大変残念なことになってしまいましたね。」「もったいないですね。」「もう、二度とチャンスがないでしょうね、ここまでして止まったら。」という内容でした。

 

そして、今後についての打ち合わせの時

「本間先生、我々は、改革を止めるつもりはありません。新理事長もお考えは同じです。」と。

いろいろと打ち合わせの後、

「もし、WJUさんに出会っていなければ、元に戻っていたかもしれないです、正直。でも、今は、違います。これからもよろしくお願いします。ついては、これからのコンサルティングの内容ですが。」とお話しいただきました。

 

大変、感動しました。

また、その責任の重さを痛感しています。

コンサルティング会社の責任と使命を改めて感じる話でした。

みんなにも「頑張ろうね!」と。