今日の pm 3:30に、7月9日のレジメができました。
私は、BCPと災害対策は違うものだということにこだわっているんです。
理由は、BCPをやって欲しいから。そして、リスクマネジメントをやってほしいからです。
伝わるといいですね。
BCPと災害対策は違う
BCPと災害対策は、目的が違うので、名称は別々になっている意味を理解する。
災害対策:人命救助を第一に活動する、減災を目的とした活動を言う。
BCP:別働隊として予め組織され、被災施設等を予め想定した時間で再建する活動を行う。また、被災した施設等の使用が困難と判断された場合には、予め用意された場所で再建を行う。
ポイント:予め(あらかじめ) ← 計画され、訓練された。
【災害および災害対策】
自然現象に起因する災害や人為的な原因による事故のうち、被害や社会的影響が大きく、救助や復旧に際して通常の事故よりも大きな困難が伴うような事態を災害とし、予め災害を予測し、生命や財産を守るための活動および備え。
【リスク】(JIS Q 2001における定義)
事態の確からしさとその結果の組み合わせ、又は事態の発生確率とその結果の組み合わせ。
*その事態が顕在化すると好ましくない影響が発生する。
*その事態がいつ顕在化するか明らかでないという発生の不確実性がある。
【リスクマネジメント】(JIS Q 2001における定義)
リスクに関して、組織し管理する、調整された活動。
【BCP (business continuity plan) 】
BCPとは、地震対策・感染症対策ではない、あらゆる、事業継続を阻害する事象から、主要な製品及びサービスが自社の事業継続が脅かされる状況が発生した時に、あらかじめ顧客と同意した時間または日数で復元する仕組みを日常的に持った状態を保つこと。
その復元力はBIAとIMPによって検証・計画され、人・物・金・情報・ライフラインと自拠点・自社・グループ企業・取引先の要素において常に管理・評価・維持される状態を経営者自らか理解し把握すること。
【危機管理マネジメント】
災害対策・リスクマネジメント・BCPを、その法人のカルチャー、内部統制システムリスク、インフラ(職員の危機管理に対する成熟度及びITのソフト、ハード)及び、関係する重要度の高い法律などに対し最適な運営ができる、平時及び有事の業務に組み込まれた一連のプロセス。