言い続けて努力をしていれば、2040年くらいには、必ず出来ると、本気で考えています。

昨日、みちのく(東北)でした。経営者の方と2時間、給食工場から始まり、途中で、仙台の青葉福祉会の庄子会長の話を挟んで、いろんな話をしていました。楽しい時間でした。

終始、前向きで笑いながらだったのですが、、、、。

社会福祉法人の将来の話になったら、途端に、暗くなって、、、「ケアハウス、養護はもうダメだものね。」と。

私は、「このまま有老、サ高住の数がどんどん伸びていけば、いずれ、特養も危ないでしょう?」と言うと「そうかもしれないね。」と。

私は「なので、特養で、減価償却前利益で15%ないとダメなんですよね。」と。

理事の方も同席していたのですが、社会福祉法人の将来の話になったとき「本間さんが言われている 2040年なんて、全く、イメージできないですね、、、。」とポツリ。

「そうですよね。だから、勉強してどうしたらいいかを考えられるようにして欲しいのです。」とお話しし「理事長、東北ブロックで、経営リーダー養成塾やりませんか?」とお話したら「いいと思うね。でも、東北ブロックの会長は降りちゃったからさ、今は、秋田の人なんだよね。」と。秋田まで言って、話をしようかなと。

理事長が横から「この街でも、事業所の閉鎖の話がたくさんあるし、働く人はいなくなる一方だしね。だから、本間さんが言うように、一番高い給与が払えないと行けないんだよね。」と。

0−4歳の人口推移を話になり、理事長は「だから、うちは保育はやめたんだよね。」とも。

私は、「なので、理事長、利益を取り切って高収益にして、そこを原資に一番高い給与にしないといけないんです。だから、収支改善(管理会計)と人事制度(人事考課・給与制度)と労務管理とエンゲーメント経営なんです。」と。

「それに、街を守るには、住宅と給食と清掃・選択、生活支援は外せないので、それで、給食工場なんですよね。」と言うと「その通りだね。」と言っていただきました。

「だから、現状調査をさせて下さい。どれくらいの利益が取れる法人さんなのか計算して、どうするかを考えませんか?」と。「5人から6人で来て、全部、見ますから。全部分かりますよ。」「うちのクライアントさんの法人さんは、ウチをガッツリやっていただきているところの多くは最高益ですよ。使ったお金は余裕で取り返すし、それが毎年、積み上がって行きますから。」

そして、「2040年に残ろうと思えば、私は、皆さんの法人は、少なくとも25億円〜30億円になってた方がいいと思います。そうすれば、6億円〜7億円の法人を合併・統合しても、影響が大きくなく、行政も後押ししてくれるし、行政が話を持ってきてくれます。そうなれば、最終的に50億円くらいの法人が出来上がって、最後まで、この街で法人は残ります。」とご説明しました。

私は、WJUグループの使命を私たちのクライアントさんをこのストーリーで街で一番になってもらい、街を守る要になっていただく。そのためにWJUは存在する。と定義しています。

だから、地域包括ケアの構成要素、医療・介護・予防・住まい・生活支援+地域を守る機能 の全てを 50億円、1000人の職員さんで、がっちりと行政、地域、医療機関と組んで「この法人がこの街にあってよかった。」と地域の人に信頼と尊敬を持って受け入れられる法人さんになってほしいと思って仕事しています。

言い続けて努力をしていれば、2040年くらいには必ず出来ると、本気で考えています。

そのために、会社を進化させ、コンサルタントを作り、クライアントさんに言い続け行きたいと思います。